印象に残る言葉

その1.

「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」 著者:満尾 正 発行所:アチーブメント出版株式会社

この本の巻末に”チベット仏教の法王 ダライ・ラマ14世”が、現在の世相をどう思われますかと問われて答えたコメントが綴られていました。印象的な言葉でしたので、ご紹介します。

「金を稼ぐために健康を害し、今度は病を治すために、稼いだ金を使う。将来の心配ばかりをして、現在を楽しむことをしない。その結果、人々は現在にも未来にも生きていない。あたかも人生が永遠に続くかのように生きているが、真の意味での人生を全うすることなく死んでいく。」


その2.

古代ギリシャの医聖であり、医学の父と称えられる医学者ヒポクラテスが、自然治癒力(=自己治癒力)を表現した印象的な言葉です。

「人間は生まれながらにして、みずからの内に100人の名医をもっている。」


その3.

江戸時代の儒学者ー貝原益軒は、有名な著書「養生訓」の中で気を養うための工夫を次のように述べています。

「すべてのことに完全無欠であろうとすると、自分の心の負担となって楽しめない。様々な不幸もこうした考えから起こる。

また、他人が自分にとって十分に仕えてくれることを求めると、他人の足らないことを怒り咎めるので、心の患いになる。そのほか日常の飲食、衣服、器物、住まい、草木なども美しく非のないものを好んではいけない。多少でも気にいったもので良い。完全無欠に良いものを好んではいけない。」 


その4.

貝原益軒「養生訓」の中に人間には三つの楽しみ(=人生の三楽)があると述べています。

一つは、道を行い心得違いをせず、善を楽しむこと。

二つは、健康で気持ちよく楽しむこと。

三つは、長生きして長く久しく楽しむこと。

いくら富貴であっても、この三つの楽しみがなければ真の楽しみは得られない。善を楽しまず、養生の道を知らず、身に病いが多く、短命となる人は、この三楽を得られない。人として生まれたからには、この三楽を取得する工夫がなくてはならない。この三楽がなければ、どのように富貴であっても楽しめない。